京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2025/2/28~3/2 高木真備日本名輪会カップ&ラ・ピスタ新橋カップ&日刊スポーツ杯&ニッカンコム杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2025/2/22
シリーズ注目選手

内藤 宣彦 秋田・53歳
S級最年長優勝記録を自ら更新
2月7日の岐阜決勝で、自身が持つS級最年長優勝記録を更新したベテランマーカー。年齢を重ねてもしぶとさは色あせない。今年に入りF1では全て決勝進出と好調だ。シリーズ最終日の3月2日は54回目の誕生日。鉄人がバースデーVを果たし、さらに記録更新へ。

岡村 潤 静岡・43歳
通算400勝達成へ好調キープ
昨年末から復調し、年初めの立川G3では決勝進出を果たした。直前は地元静岡G3を走り1予1着、2予2着で準決入り。仕上がりも良かった。静岡の1着で通算399勝。節目の勝利にリーチをかけた。調子の良さを維持して臨み、400回目の先頭ゴールへ。

皿屋 豊 三重・42歳
F1戦では決勝進出の好相性バンク
1月の地元松阪G3ではシリーズ3勝と奮闘した。若手と一緒なら前を任せるケースが増えたが、まだまだ自力でも互角以上の戦いを演じる。京王閣は21年1月にS級初優勝を挙げた地。それ以降もF1戦では決勝進出を逃していない好相性バンクでパワー全開だ。

山田 諒 岐阜・26歳
状態不透明でも底力はある
近況は好不調の波が激しい。年明け初戦の岸和田では、まくり連発で決勝進出も、以降は勝ち上がりに失敗(静岡G3は途中欠場)。体の状態、足の仕上がりは不透明だが、底力はある。当地は初参戦で決勝入りを決めた23年7月以来2度目。相性は悪くない。

志田 龍星 岐阜・27歳
中部自力多くてもライン先頭譲らない
9車立てのG3が続いている近況は、8戦中5走でバックを取る積極的な走りが光る。意識的に長い距離をもがき、押し切るシーンも増えてきた。今開催は中部の自力選手の層が厚いが、ラインの先頭を譲るつもりはないはず。果敢に仕掛けて力を出し切る。

芦澤 辰弘 茨城・36歳
松阪G3制覇後不調もリズムアップを
京王閣は13年にS級初Vをつかんだ思い出のバンク。23年のG3でも3勝を挙げる活躍を見せた。昨年11月の松阪G3制覇以降は本調子を欠くが、底力は侮れない。バンク相性の良さはピカイチ。気持ちを前面に出すガッツ走法で、リズムアップを図る。

飯野 祐太 福島・40歳
40歳でも健在タテ足で勝ち上がる
1月の川崎F1では3連勝の完全V。今月の奈良G3でも4日間自力で戦うなど、40歳になってもタテ足は健在だ。タイミングが来れば、早めの仕掛けも辞さない男気もある。北日本勢が少ない開催だけに、自らの力をフルに発揮して勝ち上がりを目指す。

佐藤 礼文 茨城・33歳
復帰即G3決勝進出で練習量証明
約2カ月間の欠場があったが、復帰初戦の小松島G3(ミッドナイト)でいきなり決勝進出。特に大川剛の仕掛けに乗って差した予選の動きは、随所に余裕を感じた。あっせんが止まった1月に十分に練習が積めた証拠。京王閣でも鋭い差し足を繰り出す。

土生 敦弘 大阪・26歳
昨年11月当地戦で見せた大暴れ再び
昨年11月の当地戦では連勝で決勝に進んだ。連日鋭いまくりを放ち、特に際立ったのは単騎だった準決。バック5番手から仕掛けると、上がり11秒0の好タイムで前団をのみ込んだ。走りやすいイメージが頭にインプットされており、大暴れの予感がする。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。