京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2025/1/11~1/13 ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2025/1/5
シリーズ注目選手

近藤 寛央 東京・37歳
直近5場所で決勝進出3度と車券貢献
地元の期待を背に、戦いへ挑む。昨年の後半から調子を上げ、3連対率は7割を超えるまで上昇。直近5場所で決勝進出3度と、車券にしっかり貢献してきた。後ろに置かれても諦めることない姿勢も魅力。最後の直線でドラマが起きる、当地の特性も追い風になる。

林 昌幸 愛媛・22歳
シリーズリーダーの貫禄示したい
昨年まで2年間S級を走ってきたが、今期から再びA級を走る。昨年10月の当地GIIIにも出走し、負け戦ながら2着2本と確定板に載った。積極的なレースが信条で、勝ち星こそ少ないがバック本数は半年で20本超。来期のS級復帰も濃厚で、シリーズリーダーの貫禄を示したい。

金澤 竜二 福島・39歳
昨年後期からA級も優勝2度と力上位
昨年後期からA級を走るが、このクラスでは力が抜けている。先行、まくり、時には3番手を固めることも辞さず、優勝2度(1度がミッドナイト)と結果を残した。意外にも当地は一昨年11月以来の出走で1年以上も空いたが、18年には優勝した実績もあり、バンク相性は悪くはない。

大矢 将大 埼玉・45歳
最後の直線勝負で活路を開く
関東のベテランマーカーは、同県の大看板・平原康多が練習仲間。昨年後期はS級を走ったが、半年で再びA級へ戻ってきた。当地の出走は一昨年2月以来で2年近くも空いたが、19年、21年には決勝進出の実績がある。好目標にも恵まれそうで、最後の直線勝負で活路を開く。

治田 知也 新潟・26歳
展開不問でゴール前強襲の魅力
昨年は優勝11度と大暴れ。前期途中までチャレンジを走っていたが、5月にA2に特昇。後期はA1を走った。評価点の選考期間の関係で、今期は再びA2を走る。特選スタートには恵まれないが、実力はA級でもトップクラス。展開不問でゴール前強襲の魅力も十分だ。

金田 涼馬 神奈川・26歳
S級で培ったスキルをここで発揮
昨年後期に念願のS級レーサーとなった。果敢に前前へ攻めるレースを見せたが、わずか2勝に終わった。それでも、地元ホームの川崎GIII最終日に、まくって1着入線。節目の舞台で、しっかり爪痕を残した。再びA級で走るが、S級で培ったスキルを、ここで発揮したい。

伊藤 慶太郎 埼玉・31歳
名選手のDNA受け継ぐ期待の有望株
昨年後期にA級に陥落してからの半年間で、12月末の取手F2を制すなど優勝3度。大型の先行選手として、常に人気の中心となる存在だ。父は通算422勝で、59歳まで走り続けた埼玉の鉄人・伊藤公人さん。名選手のDNAを受け継ぐ、期待の有望株だ。当地は16年に優勝の実績もある。

土田 栄二 茨城・28歳
スタートダッシュ決め昨年を上回る
昨年は1月の宇都宮F2、3月の立川F2と立て続けに優勝。きっぷのいい先行でファンを魅了し、車券にも貢献してきた。輝きを放った前期に比べ、後期は決勝もわずか1度と失速。それでも年間2度の優勝はキャリアハイの成績だ。今年もスタートダッシュを決め、昨年を上回る。

石井 寛子 東京・39歳
ガールズ女王が地元でいざ25年初陣
昨年末ガールズグランプリで見事、7年ぶりに王座を奪回した。昨年は勝率7割4分で、一昨年より6勝上積みした67勝を挙げて存在感を示した。今年の初陣となる地元バンクでは、無類の強さを誇る。21年9月から7場所連続で完全V。今場所も3連勝で、新年のスタートを切る。

渡部 遥 愛媛・22歳
昨年28場所すべて決勝進出の安定感
昨年は年間を通じて抜群の安定感を誇った。1月6日の高知F2開催から12月15日の小倉F1開催まで、出走した28場所すべて決勝進出を果たした。優勝こそ8月26日の弥彦F2のみだが、準Vはなんと9度を数える。勝率こそ2割5分だが3連対率は8割超。連下に必ず押さえたい。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。