京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2024/7/5~7/7 日野☆TOYODABEERカップ&潤徳会杯&報知新聞社杯(FII)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2024/7/1
シリーズ注目選手

渡辺 航平 東京・46歳
地元優勝を視野にレースを組み立てる
福井から東京に移籍し、2年4カ月の月日が流れた。かつてはS級で活躍し、06年GII共同通信社杯は決勝に乗っている。24年前期は、決勝進出こそ多いものの、優勝わずか1度に終わった。移籍後は、まだ地元Vを達成していないだけに、それも視野に入れながらレースを組み立てていく。

山田 敦也 北海道・40歳
S級復帰視野に闘志衰えず勝負強さ健在
7月から再びA級で走るが、闘志は衰えていない。24年前期はわずか2勝だが、いずれもGIII(高松、函館)で挙げたもので勝負強さは健在だ。今場所はシリーズリーダーで、人気を背負うレースが続きそう。S級復帰を視野に、北のマーカーの戦いが、ここから始まる。

浮島 知稀 群馬・23歳
徹底先行を貫く東京勢に最も頼れる存在
デビューから半年後の昨年9月、9連勝でA級2班に特昇。今期からA級1班に昇班し、S級も視野に入ってきた。バック本数は20本を超え、徹底先行を貫いている。24年前期は優勝4度で、準Vが5度。レース戦績は間違いなく今場所NO.1。地元・東京勢にとっても最も頼れる存在だ。

伊藤 亮 埼玉・41歳
7月からA級もここから巻き返す
1年間S級で走ってきたが、7月からA級に。練習仲間は今年ダービーを制した平原康多で、身近に模範となる存在がいるのは心強い。昨年の当地GIIIゴールドカップにも出走し、2日目と最終日は確定板に載った。24年前期は落車過多で実力を発揮できなかったが、ここから巻き返す。

菅原 裕太 静岡・33歳
強気の姿勢で1人でも難局を打開できる
力強く、ラインの先頭で風を切り、時には番手戦にも挑んで好位置を奪い取る。勝ちにこだわる強気の姿勢を貫き、A級陥落直後の24年前期は優勝4度と結果を残した。今場所は南関勢が少ないため、ライン形成に悩む場面もありそうだが、たとえ1人でも難局を打開できる力はある。

須藤 誠 千葉・39歳
長い直線にも対応する頼れるマーク選手
頼れるマーク選手として、その地位を確立してきた。近況は競走得点も上昇し、特選スタートが続く。それでも、決勝に駒を進めるものの、優勝まであと1歩の状態が続く。単騎で戦うケースも増え、決して苦手にしていないのも強み。当地の長い直線にも、アジャストしている。

原井 剣也 福岡・30歳
12場所連続1回以上1着入線の自力選手
加倉正義を師匠に持つ、119期の自力選手。優勝はまだ達成していないが、1着が多いのが特徴だ。地元久留米の正月開催から6月の小田原開催まで12場所連続で、1回以上の1着入線を果たしている。3日間通して1着固定で狙い打ちするのも一考。

川上 隆義 栃木・23歳
162センチと小柄ながら万能型のルーキー
125期のルーキーたちが今場所からチャレンジに参戦し、いよいよ本格デビューとなる。川上もその1人で、5月函館のルーキーシリーズ決勝で、卒記チャンプの森田一郎を撃破して優勝を飾った。身長162センチと小柄だが、先行、まくり、追い込みに決まり手がある万能型だ。

中村 由香里 東京・43歳
ホームの声援を後押しに得点積み上げる
昨年は体調不良の影響で低迷した時期もあったが、今年は完璧に復調。競走得点も右肩上がりだ。今場所は何より、ホームの後押しが期待できる。スタンドから野太い声で「ユカリ!ユカリ!」と叫ぶファンがいるらしく、「声援が力になっています」と感謝している。

荒川 ひかり 茨城・29歳
状態アップの人気選手が輝き取り戻す
今場所唯一、女子オールスターに9位で選出された人気選手。昨年は左肩を脱臼するなど負傷が重なり、24年前期も決勝に進めないケースが多かった。近況は、同県の吉田有希にセッティングを調整してもらってから状態アップ。6月は2場所連続で決勝進出と、輝きを取り戻しつつある。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。