京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS
2024/8/19～8/21 ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)
記事提供：日刊スポーツ
更新：2024/8/13
シリーズ注目選手
寺沼 伊織 東京・26歳
出直しの今期は総力戦で見せ場増える
Ｓ級初昇格の２３年後期から１年間はよもやの未勝利。自在型から追い込みに転向するプランが崩れ、上位との脚力差を痛感したか。そしてＡ級陥落で出直しの今期は、逃げもありの総力戦で見せ場が増えた。今節はホームで意地を示す。
梁島 邦友 茨城・25歳
街道で鍛えた強地足で関東勢をけん引
１年ぶりにＡ級になった今期は、ここまで３場所連続の決勝３着。メリハリの利いた仕掛けでＶ戦線をにぎわしている。真っ黒に日焼けしたその姿から想像できるように、街道で鍛え上げた強地足を生かし、関東勢をけん引していく。
西田 優大 広島・26歳
Ｓ級特昇かけて結果とライン決着求める
７月に岐阜と奈良で連続完全Ｖを飾り、今節はＳ級特昇が懸かる。アマ時代は中長距離種目で持久力を鍛え、名伯楽の吉本哲郎からダッシュやスピード強化のこつを伝授されて快進撃が始まった。結果とライン決着の二兎（にと）を追う。
五十嵐 力 神奈川・45歳
Ｓ級常連だった実力者がしぶとさ示す
長らくＳ級に君臨した実力者が、年頭から２期連続でＡ級戦を修業の場としている。未知の相手への対策として踏み出しを良くし、位置選びにも細心の注意を払う結果が、２５年前期のＳ級復帰を呼び込んだ。今節もしぶとさを示したい。
前反 祐一郎 広島・50歳
懸命な走りで競走得点ダウン回避
寄る年波に勝てないか、１年ぶりのＡ級戦は大敗が続くように苦戦している。ただ、６車立ての単騎戦を展開する千葉ＰＩＳＴ６で力走が多く、その脚力を通常の競輪で発揮したい。競走得点ダウンを避けようとする懸命な走りに注目したい。
宗崎 世連 高知・33歳
本来のダッシュとスピードが戻ってきた
直前に単騎まくりで地元Ｖを飾り、意気揚々と今節を迎えるはずだ。今期のＡ級陥落は昨年春の大ケガによるもので、今では本来のダッシュやスピードを取り戻しつつある。トルク感もあり、真夏の夜に湿気が増す当所にも打ってつけだ。
飯田 裕次 福岡・38歳
スピード化に慣れゴール前の伸び戻った
かつてＳ級１班にもなった巧者が息を吹き返してきた。よりスピード化した競走形態に慣れ、ゴール前の伸びが戻った。８月松山決勝３着で競走得点を上積みし、好目標をセットされることも増える。今節もその勢いを保てるよう力が入る。
奥井 迪 東京・42歳
徹底先行で地元バンクで主導権譲らん
この夏に大いなる発奮材料を得た。尾方真生が先行でガールズケイリンフェスティバルを制したことで、逃走心をより強くした。ガールズ王国久留米へ足しげく通い、乗車フォームを固めるなど向上心にあふれる徹底先行。地元バンクで主導権を譲らない。
那須 萌美 宮崎・33歳
他業種経験の変わり種が充実の時
その走りはまるで忍者のガールズ版か。俊敏な切り替えから自力を出したかと思えば、翌日には格上選手のフルダッシュを追って差し切る。団体職員や溶接工など、多種の職を経て輪界入りした変わり種がいま、充実の時を迎えている。
熊谷 芽緯 岩手・20歳
徹底先行で２年目の大ブレーク
徹底先行を志す２年目ガールズが大ブレークを遂げた。高校から自転車競技を始め、度胸とダッシュの良さは元より、場数をこなした今では長い距離をすいすいともがく。今年２度Ｖの実績を引っ提げ、奥井迪に挑む姿から目が離せない。
更新時期
毎開催（節）ごとに更新されます。