京王閣スポーツ THE KEIOKAKU SPORTS

2024/11/16~11/18 恩田繁雄杯&FC東京杯&焼鳥おおしば杯&スポーツニッポン杯(FI)
記事提供:日刊スポーツ
更新:2024/11/8
シリーズ注目選手

椎木尾 拓哉 和歌山・39歳
走路重くなる秋冬にうってつけの強地足
不利な態勢から、どこからともなく前団に迫る穴党好みのレーサー。今年は状態が良くなると失格や落車に遭い、やはり主役級の活躍に至ってない。ただ、武器にする強地足は走路が重くなる秋冬にうってつけ。そろそろリズム回復か。

岡 光良 埼玉・42歳
番手も3番手もそつなくこなす名手
通算勝利100あまりは2着や3着の半分ほど。さばきが堅実で先行目標から離れず、それでいて抜けないという特徴を表すデータだろう。番手も3番手もそつなくこなし、関東ラインを下支えする名手は落車後のハンディも乗り越える。

坂口 晃輔 三重・36歳
伊賀忍者を思わせる俊敏な走り期待
練習中の落車で生命を脅かす重傷を負いながら、戦いの場に戻ってきた。踏み出しや伸びを取り戻している最中でも、さばきにたけた仕事人が付くと、先行目標が張り切る場面が目立つ。伊賀の忍者を思わせる俊敏な走りに期待したい。

橋本 瑠偉 栃木・29歳
低調ムードを覆したいダッシュマン
後方から難なく前団をたたくダッシュマン。佐賀から移籍し、同期で親交が厚い眞杉匠と乗り込むうちに、自身は地足を、眞杉は踏み出しの強化に成功した。ただ、ここ2場所のF1戦で決勝進出を逃しており、低調ムードを覆したい。

菊池 岳仁 長野・24歳
乗車フォームやペース配分を見直す
全プロ大会の1キロTTを2連覇中と、バランスのいい脚質が武器。最高峰の理事長杯スタートだった10月G1寬仁親王牌は大敗続きで、今はその無念を晴らすべく乗車フォームや、先制してからのペース配分に苦心。その成果を見せたい。

佐藤 一伸 福島・37歳
スピードと地足の強化に成功
30歳台半ばを過ぎて、もうワンランク上の戦いを目指すようになった。同県で、後進の指導に定評がある飯野祐太(S級2班)と足合わせをするうちにスピードと地足の強化に成功。今年だけで4度ビッグレースに挑んだ経験値を示す。

不破 将登 岐阜・36歳
来年5月の地元ダービー視野に奮闘中
強い目的意識が切れと伸びの原動力。来年5月に地元中部で開催される、G1ダービー(名古屋)の出場権ゲットへ賞金を上積みしようと奮闘している。淡泊な面が潜め、狭いコースを縫うケースもしばしば。今節も悪展開をしのぐ。

東 龍之介 神奈川・34歳
競りいとわず妥協ない位置取りから伸びる
ただいま南関を代表するマーク屋へ進化中。スピード化が進むレース形態に抗うように、競りを厭わず、妥協のない位置取りから伸び勝負に打って出る。今節は南関の機動型が心もとなく、さばきを前面に押し出す3日間になるか。

山口 多聞 埼玉・22歳
ヤンググランプリ見据え強めに仕掛ける
マラソン選手のような細く、締まった全身に強靱(きょうじん)なバネが潜んでいる。突っ張り先行を基本に必ずや風を切ろうとレースを作る好漢は、ヤンググランプリ(12月28日・静岡)を見据え、より強めに仕掛けていくはずだ。

纐纈 洸翔 愛知・22歳
トップスピードと地足強化で充実一途
物おじせずに勝負強い自在派は、ヤンググランプリ出場と、来年1月からのS級1班を射止めたように充実一途。トップスピードと地足の強化が進み、早めの仕掛けも増えてきた。バラエティーに富んだ走りでV戦線をにぎわす気だ。
更新時期
毎開催(節)ごとに更新されます。